CDプレイヤーが出てこないので、パソコンで再生・・・って、データを本体に取り込んで再生した方が、電気代とか安くつくんじゃなかろうか。

どーでもいいけど、すごいプレミアついてるんですね、このCD。

アマゾンで20000円越えって・・・。
ちょっと心が動く(何に、だw)

CDプレイヤーもまだ出てないけど、まだテレビも接続されていません。
だって、大昔のブラウン管テレビのままなのに、地デジチューナー接続したりどーやらこーやら、する時間が亭主にないので。

パソコンでいろんな事が代わりができるようになって。。。時代は変わったなぁ。

鉄腕アトムは実現してないし、2001年越えたけど宇宙旅行は一般的じゃない、けれど。
・・・ワーグナーをしばし満喫したので、反動でモーツァルトまで戻るw
21世紀になって、CD全曲でのリリースも増えたようですが、それって「録音する」という行為が手軽になったからなのでしょうね。
昔は、記録に残すのだから、最高の演奏を最高の布陣で最高の状態で――って、かなり気合いが入った録音が多かったように思うのは、多分「そうした仕事を残した人たち」が、世代的にも聞き手である私よりもずっと「先輩」なので敬意が入りこんでの先入観になってるんでしょうね。

長らく、そして今も。
「フィガロの結婚」に関しては、この演奏と布陣が最強だとおもってます。
それだけに、4幕のマルチェリーナとドン・バジリオのアリアが省略されてるのがすごく・・・なんだろ、辛い。

フィッシャー=ディースカウの伯爵に、プライのフィガロ!
もう、歌手としての声の性格の違い、そうでありながら質の高さでも競い合わせる個性の違いをこんなにも活かした配役は、これ以上望めないんじゃないかと思えるくらい。
20世紀の録音では、最高。

先日来のワーグナーに浸った後のモーツァルトって、すごく能天気にも思えるくらい軽くて穏やかです。

機嫌良く、引っ越し作業♪
「マイスタージンガー」の対の作品ということで、今カーステでかかってるのはこれ。まだ1幕途中だけど。
歌合戦・・・って、最近日本じゃ年末にしか聞かないコトバかな。
ショルティも亡くなってどのくらい経ったっけ。もうこれも、「古い録音」になってしまった。

騎士たちの歌合戦、というのは。なかなかに萌えるモチーフですね、個人的には。
車で遠出だったので、久々にじっくり、カーステレオで全曲聴く。
初めて生のオペラみたのがこの演目だった。
東ドイツ・ベルリン国立歌劇場の日本公演。

やっぱ好きだわ、このオペラ。
カラヤンのこの演奏は、ベックメッサー役(ジェライント・エヴァンズ)がやや甘いというか、弱い感じで、20代の頃は好きな演奏じゃなかった(カラヤン盤は、バイロイトのライブの方が生き生きしてて好き)けれど、改めて聴くと、そう悪い性格付けなのかなぁ、という認識。

ザックス(テオ・アダム)、ヴァルター(ルネ・コロ)、ダーヴィッド(ペーター・シュライアー)、ポーグナー(カール・リーダーブッシュ)、夜警(クルト・モル)あたりは文句なし。ってか、モルがこんなチョイ役なんて、豪華すぎ。

ザックスは、アダムが一番かなあ。
フィッシャー=ディースカウのザックスは、インテリすぎる気がする。

それにしてもCD安くなって・・・(泣)。
私が買った時は12000円で、バイト代が吹っ飛んだ。
それ以前に、オペラチケット買って極貧になってたけど。

この話の舞台になった街見たさに、旅行までしたのも、遠い思い出。あれはベルリンの壁崩壊直後だった。